高気圧酸素治療室

概要

高気圧酸素治療は「気体(酸素)が液体に溶け込む量は圧力が高いほど良く溶ける」という法則を応用し、損傷を受けた組織の酸素濃度を著しく高め、全身・局所の低酸素状態を改善するものです。当院では多人数を収容可能な第2種高気圧酸素治療装置を昭和53年に導入しました。当初は道内唯一の治療施設であり、現在までの治療患者数は約3000名に達しています。近年では急性期の脊髄損傷患者の治療件数が増加しております。