乳がん検診とは?

■わが国では、乳がんが急増しており、1998年のがん登録集計では女性がんの第1位となっています。乳がんは早期発見できればほとんど治すことができます。したがって、検診が非常に大 切です。

■乳がん検診の手段は、視触診・マンモグラフィ・超音波検査の3つがあります。
この3つにはそれぞれ長所・短所があり、3つを組み合わせることで互いの短所を補いあい、より正確な検診が可能となります。
「乳がん診察のうえで、基本となる診察手段が視触診・マンモグラフィ・超音波検査であることは臨床医の共通認識と考えられる。」
(日本乳癌学会/編「乳癌診察ガイドライン4 検診・診断2005年版」より)

■マンモグラフィーは、2枚の板の間に乳房を挟んで写真を撮るレントゲン検査です。乳腺全体を正しく撮るために、乳房を全体に引っぱり圧迫版で挟んで押し広げるため、多少の痛みを伴うことがありますが、乳がんの早期発見にきわめて有用で、体にかかる負担はごく軽微です。


乳がん検診の要領

乳がん検診日 第1金曜日(午後1時30分~3時まで)
お申込み方法 乳がん検診は、基本的に予約制とさせていただきます。
予約受付は医事課窓口でお受けいたします。
料金 マンモグラフィー・視触診のセット 5,400円(税込)
更に超音波検査を追加の場合 7,560円(税込)
検診の流れ 最初にマンモグラフィーを撮り、次いで外科外来にて視触診、更に必要に応じて超音波検査を行います。
最後に検診の結果を文書でお渡しし、医師が説明します。